音楽と中医学~「聴く」ことも心身の健康に役立ちます~

「考えもしなかった。音楽がこれほどまでに私を感動させるとは」
そう言った師(古代中国の思想家・孔子)は3か月間も肉の味を感じなかった。

古典「論語」の中の話です。

この本の中身は田端にまだまだ難しくて理解できないことだらけですが、この話は唯一好きです。‘‘音楽の素晴らしさに感動し過ぎて食べ物の味もよくわからなくなる‘‘なんて経験上すごく共感できるので☆

音楽療法というものがある通り、その心身への効果は確かに大きい。人の体調が乱れるのは季節や体質・年齢などが原因になることも。こんな時、音の性質を使って「五臓」に働きかけ、ストレスを緩和したり免疫力をアップさせる方法については中医学でも説明しています。

 

具体的には。
五臓のそれぞれが体質や季節等々によって弱っているとき、例えばこんな曲がその心身に良い仕事をしてくれそうですよ。

~五臓 (そこが弱っているときの主な症状) ⇒ アーティスト名/曲名~

肝  (イライラする・情緒不安定)    ⇒ エンヤ/アマランタイン
心  (やる気が出ない・情熱が持てない) ⇒ ラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲
脾  (憂うつ・悩みがち)        ⇒ サティ/ジムノペディNO.1
肺  (悲しい・自分を大切にできてない) ⇒ J.S.バッハ/G線上のアリア
腎  (元気がない・活力が出ない)    ⇒ シューマン/トロイメライ

※中医学本から引用させて頂きました※

私も一通り聴いてみました。実践の価値ありそうです☆クラシックとかヒーリング系の音楽は本当に包み込むように癒したり元気にしてくれますね♪
といっても、その時々で‘‘聴きたい‘‘と思う曲は人によって違いますよね。仕事前に気合を入れたい時の一曲、疲れた時や悲しい時の癒しの一曲などなど。

なので時には上記のような聴き方もしつつ、要は自分にとってプラスになるならなんでも良いんでしょうね^^音楽そのものに大きな力があるんですから。

ちなみにここ最近の田端の元気音楽はNirvana(ニルヴァーナ)です♪なかなか闇の深い曲たちが多いですが無条件にお気に入り^^

自分の心身状態を分析して音楽を‘‘処方する‘‘のももちろん価値ある療法です。
そして本来、人の脳みそはとっても素直なものなので、直感や好みで自由に無心に聴いて糧にするのも健康に役立つと強く思う今日この頃です。

良い音楽ライフが遅れますように☆お読みいただきありがとうございます!!