とある社長さんが著書で仰ってました。
「いま大好きなことを楽しくやって結果を出している人は、そこに行くまでに‘‘このままではダメだ‘‘という健全な危機感を覚えたことがあり、目の前の仕事を一生懸命やり切る素直さを培ってきた。という2つのことを経験しているのではないか?」
なるほどです。多少なりともほとんどの方が経験なさってきたことじゃないかと思います。
ここからわたしの話は特に広がりません。この一文を引用したくてしたまでです。
前回、不定愁訴についてお話ししました。中医学の医師に不調を相談するのも健康管理方法の一つだと。
中医学(東洋医学)の治療と聞くと、痛い鍼を容赦なく刺され、ボキボキ身体を鳴らされ、伸ばされ、飲みにくい苦い漢方薬を我慢して飲む。そんなイメージを持たれる方もいらっしゃるようですね。
とある治療家の方が仰っていました。
「東洋医学の治療とは、身体に無理をさせず心地よさに従うもの。
気持ちよさ、やりやすさ、おいしさを基準に身体が求めることに従ってあげることで、身体のバランスが回復し自然治癒力が発揮され、症状が改善していきます」
田端は鍼灸治療に行くのが習慣なのですが、お客様にそれを話すとよく聞かれます
「痛くないんですか?お灸も熱そうですね・・・」
痛みなど感じ方に個人差があるのは確かですが、でもイメージされているような激痛はそうそうありません。(鍼灸師ではないので無責任に断言せずここはぼかします)
鍼も髪の毛ほど細いものですし、実際田端は痛みもほぼなく、「あ、今刺さっているかな?」という程度です。
先生が教えて下さったセルフケアも決して苦痛など伴わないソフトなストレッチです。薬膳(食事療法も含む)、鍼灸、整体、養生法など。その時々の自分に合ったものを提案してくださいます。要するに、漢方イコール漢方薬。ではありません。上記のことすべてが漢方に含まれます。
では最後に東洋医学にあやかってこれからの季節に良い食材を一つ。
<えだまめ>
「気」と「血」を補って体内の水の巡りを良くします。暑くてだるい時、身体の余分な熱を取り、胃の調子も整えてくれるえだまめを食べて元気を養いましょう。
さらに女性に嬉しいのが便秘改善や、美肌効果!!
シンプルに湯がいて塩をまぶしたものを頂いても良いですし、炒め物にプラスするのもおススメです。
以上です。日々の養生でこれからくる夏を健やかに過ごせますように。
最後までお読み頂きありがとうございました!!