女性の健康~薬膳とアロマ~

女性の健康~薬膳とアロマ~

こんばんは、Herbal Tea〈ハーブティー〉の田端です。少しずつ日が長くなってきましたね。

以前、職場の鍼灸師先生に「肩周りの筋肉と背筋が少し弱いから運動習慣に水泳を取り入れたら良いよ」とアドバイス頂き、去年から始めました。

何十年ぶりの水泳でしたが、海育ちだったのでブランクも気にせずすんなり泳げると思いきや。。平泳ぎが精一杯で初日は疲労困ぱい・・・ご指摘通り肩周りの動きが鈍ってました。でも全身の筋肉を緩やかにもれなく使うのでスッキリします。がんばって続けたいと思います。

前置きが長くなりました。今回は「女性の健康のための薬膳やアロマの取り入れ方」について簡単に書きたいと思います見聞きされたこともおありかもしれませんが、中医学では女性の身体は7の倍数ごとに節目を迎えて変化していくと言われます。ざっくり言うと↓↓

7歳頃で歯が生え変わり髪の量も増えてきます。14歳頃初潮が訪れ生殖系統の成長が活発になり、21歳頃に女性としての成熟期を迎え、さらに身体機能・性機能のピークを迎えるのが28歳頃です。35歳頃は特に大きな節目で徐々に生理と性機能の衰退が見られるようになります。42歳頃から女性ホルモンの分泌が減り始め、49歳頃に閉経を迎えます。女性は生理・妊娠・出産というメカニズムを備えていて、その一生を‘‘血‘‘に左右されます。また、冷えやストレスに敏感で、女性ホルモン・自律神経のバランスを崩しやすくなっています。

 

女性にとって特に大切な‘‘血‘‘。五臓(=肝・心・脾・肺・腎)でいう「肝」は「血の海」と呼ばれ血を貯えて溜めるところです。また、気を巡らせてストレスをコントロールし、心身がリラックスするように働きかけます。そして、腎は「肝の母」と言われ、ここを補うことで気力・体力がアップします。ではこれらをどう補うか?

ここで、薬膳とアロマの出番ですまず薬膳。肝を補う食材は、クコの実・黒ゴマ・松の実・ひじき・ミント・イチゴ・牡蠣・えび・かに・しじみ・ローズ等々。腎を補うのは、くるみ・黒豆・山芋・キウイ・ぶどう・鶏のレバー等々です。

そしてアロマ。肝を補う精油は、オレンジ・グレープフルーツ・カモミールローマン・ベルガモット等々。腎は、ジュニパーベリー・ゼラニウム・シナモン・ジンジャー等々です。

生理前、生理中のイライラ時や冷えやむくみで代謝の悪さを感じたとき、なんとなくストレスや疲れが溜まった時などにこれらを意識して取り入れるのもおススメです。

普段使いで上記の薬膳素材やアロマ(精油)を用意するのは難しい時は、ハーブティーはいかがでしょうか?(ミントティー・カモミールティー・しょうが湯etc)

ざっくりとした内容ですが、今日はこんな感じで終わりたいと思います。ありがとうございました。