地に足のついた食生活??~旬には旬のワケがあります~

「最近、日々の食事において、‘‘旬‘‘という言葉が忘れられているのではないか。コンビニやファストフードの食事が日常化してしまい、外食メニューも定番化が進んで、いつでもどこでも同じものを食べられる。ハウス栽培や海産物の養殖の発達で、季節に関係なく食材を手に入れられる。旬の食べ物を味わう喜びを、このさき子供たちは知ることができるのだろうか・・・」

とある食の評論家が仰っているそうです↑↑
なるほど。。確かに世の中便利になりまして、いつでも‘‘あ、あれ食べたい♪‘‘が叶う時代になりました。その日その時食べたいものを気軽に調達できることも大切だと思います。そしてこの方のご意見にもとても共感します。プラス、自分が住んでいる土地ならでは地のものをおいしく頂くことも大事にしたい。

昨今は、食品から生活雑貨までいっぺんに揃う大型スーパーが増えたおかげで、便利に安く購入できるようになりました。わが家の家計もそういうお店のおかげで随分助けられています。それでも‘‘地物コーナー‘‘や地方の新鮮な産地直送品を口にすると、正直、大量生産でコストを抑えて作られたものとはまるで違うことに気付いてから、自分たちが口にするものへの見方、買い方がより変わったように思います。

僭越ながら、このブログでも時々季節ごとにおススメの心身に良い食材について書いています。旬の食材には旬になるなりの理由と言いますか、根拠があります。日本の魅力の一つは春夏秋冬を堪能できること。これは食も然りです。

日本食の特に際立った点というのは「旨味」だそうです。出汁から味わえるあの深みは海外ではなかなかないと言います。旬の食材にはそれぞれに、その時期だからこその苦み・渋み・甘み・コクがあり、それが‘‘旨味‘‘にもつながると思います。

エセ料理評論家みたいになってしまいすみません。なにが言いたいかと申しますと、‘‘地に足のついた食生活はおそらくいえ、間違いなく心身に良いですよ‘‘という話です。と言っても、「完全オーガニック思考になりましょう!!」とか「添加物の入ったものなんていっさいがっさいやめましょう!!」なんて極論を振りかざしたいわけではなく、今ならでは便利さも有効活用しつつ、自分の口から入って全身を巡る食べ物。その重みを今よりもうちょっと意識してみることで身体と心はより良い方に進むんじゃないかなぁと思っています。

以上です。お読み頂きありがとうございます!