玉置浩二様がエンディング曲を歌っている。それだけの理由で見にいった映画「天間荘の三姉妹」
最高の音響で聞いた曲がすばらしかったことは言うまでもなく、作品も本当に良かったです。
‘‘現世‘‘で亡くなった人たちが、老いることもケガや病気することもなく楽しく暮らしている、天と地の間の‘‘三ツ瀬‘‘という世界。事故や病気などでひん死状態(意識不明状態)にあるもののまだ命ある人がその世界に送り込まれ、自分の魂を癒しながら、このまま成仏するのか?それとももう一度現世に戻って生き直すのか?を選択するという物語。
自分が亡くなった後、もしこんな世界があるなら、少し憧れてしまいます。だってそれまでと同じ自分で別世界で生きていけるんですから。でもただただキリのない世界でもあるわけで。
自分自身の生き方や、大切な人を失った後のこれからについて考えさせられる自己啓発的な映画でした。
映画の中で、朝食を家族で食べるシーンがあります。前日に大喧嘩して気まずいまま迎えた朝にちゃんとご飯を作ってちゃんとみんなで食べることで「ごめんなさい」を言い合って仲直りする。というひとコマ。
肉親や親しい仲だからこそ言い過ぎてしまうこともありますが、そんな時でも‘‘一緒に食べることができる家族や友人‘‘という存在は偉大ですね。
このまま食についてのお話を。
子供の頃から「よく噛んで食べなさい」と教えられたものです。ちゃんとした理由はわからずともなんとなくいう通りにしてきました。おかげさまで食べる速度はかなり遅いです笑
‘‘ちゃんと味わう‘‘という形で食への感謝を表すとともに、実際、ゆっくり食すことは健康にとって大切なこと。わたしたちの内臓たちはいつも大忙しです。分解し、吸収し、ろ過し、処理する。絶えずいろんな仕事をしている体に、どんどこどんどこ食物を流し込めば、その分内臓への負担は大きくなります。
丁寧に咀嚼して丁寧に体に入れていく。
そして夜の食事はなるべく早めに済ませ、寝ている間に内臓をゆっくり休ませてあげる。
このサイクルが代謝の良い体作りにとても大切なことかと。
健康法としては大した話じゃないように思えるかもしれませんが、その‘‘大したことない‘‘心掛けが後々の心身に必ず影響してくると考えます。
心身の記憶力と適応力を侮るなかれ。大切にすれば相応のイイことが起こります。
引き続き、どうかご自愛ください。
以上です、お読みいただきありがとうございました!