こんばんは。Herbal Tea〈ハーブティー〉の田端です。確定申告期間がもう始まっていることをうっかり忘れていて慌てて用紙をダウンロードしました。1年の早さを改めて感じます。。
そして来週は桃の節句ですね。ようやく春の訪れが現実味を帯びてくるこの日。今回は桃の節句の由来やこの日のアロマの楽しみ方などについて書きたいと思います↓↓
元々桃の節句は、中国から伝わった五節句〈人日(じんじつ)(
日本でも桃には災いを遠ざける力があると信じられ、3月3日に桃の花を飾る習慣が残っています。また、旧暦の3月3日は桃の花が咲く季節であったことから、上巳の節句は桃の節句と呼ばれるようになりました。
また、ひな人形を飾るのは日本独自で発達したものと考えられています。ひな祭りは、平安時代の貴族の女の子たちが「雛遊び(ひいな遊び)」と呼んでいたお人形遊びと、貴族が桃の節句に行っていた「流し雛」という習わしに由来しているそうです。
流し雛とは、自分に降りかかる病気や災いの身代わりとして紙や草でできた人形を作り、川に流すというものでした。また、ひな遊びが女の子による遊びであったため、いつしか桃の節句は女の子の幸せを願う行事となりました。
それから、桃の節句の定番料理、蛤(はまぐり)のお吸い物とちらし寿司に込められた意味は↓↓
蛤は、対になっている貝殻でなければぴったりと合わないことから、仲の良い夫婦を表し、一生一人の人と添い遂げようという願いを込めた縁起物。そしてちらし寿司の具。海老は長寿の神様「恵比寿様」を表し、レンコンは見通しの良さを意味することから体内毒素を出してくれる作用があるとのこと。
今年も願いを込めて楽しみながら作りたいと思います。
そして一緒にあやかりたいアロマ。今回はメリッサです。
日本神話によると、ひな祭りには「新たなものが生み出される」という言い伝えがあるとの事。そして メリッサの花言葉(花からのメッセージ)は(新たなものを生み出すための)「一歩を踏み出す勇気を与える」です。(主な作用としては、精神や脳・心臓への鎮静作用や、気持ちをポジティブにする作用もあり、その薬効性は2000年以上前からギリシャ人に知られていました。写真は葉のみ写っていますが、花と葉から抽出されます)
桃の次は桜、楽しみですね。お読み頂きありがとうございました。