アロマトリートメントの目的って?~それも人それぞれです~

こんにちは。梅雨の時期は元気がなかったわが家のアジサイ。この猛暑ですのに今頃花が咲いてます(笑)なんででしょう??
理由はよく分りませんが「咲く」生命力に癒されました。

少し前の話です、こんなことがありました。
何度か利用して下さっているお客様がご来店され、いつもの通りカウンセリングを始めました。今までのお身体の悩みとしては「肩コリ」が主だったので、この時も「最近は肩の調子はいかがですか?」とお聞きしたところ、「今日は特にしんどいとことかないんです。ゆっくりアロマの香りを嗅ぎながらマッサージして欲しくて来ました」とのお答えが。うちで扱っているアロマを好きなだけ嗅いで頂き、選ばれたものを使ってトリートメントしました。

少しの会話と、時々寝息を立てて休まれたりされながら60分の施術が終了。そしてお帰り時、「今日選んだアロマ。すごく良かったです。今の自分が欲してた香りでホントに癒されました。」と言って下さいました。

私の独りよがりな解釈なんですが、「今日は特にしんどいところがない」という最初のお言葉と「今の自分が欲していた香りで癒された」というお帰り時の感想がさくっとハマった様な気がしてすごくうれしかったです。

「アロマトリートメント=疲れや悩みを和らげるためのもの」という決まり切った型はないことを改めて感じたと言いますか。

私、ついついブログやSNSとかで「お疲れ取りにいらして下さいね」とか「なんでもご相談下さい」とか発信しがちなんですが、よくよく考えてみたらなにを偉そうに。って話ですね。。もちろん、心を込めたカウンセリングや施術はセラピストとして大前提ですが、疲れが取れるか、なんでも相談できるかはお客様側が判断される事です。勘違いするな自分。

役立て方・楽しみ方は人それぞれ。アロマトリートメントを、眠るくらい静かにゆっくり受けたい方・お話しもしながら受ける事でストレス発散したい方、いろいろです。その日その時のお客様がどんな「癒し」を求めておられるかを感じ取るのはセラピストとしても必要な感性。

「セラピストとして」↑↑ この単語をブログでよく使っている自覚があります。

セラピストとしての気付きとか反省とか嬉しいとか、そういうものを感じられるのは施術を受けて下さる方々あってのこと。
改めまして、いつも本当にありがとうございます。そしてこれからのご縁で出逢える方々も含めて、今後とも宜しくお願い致します。