静けさと健康~音を消して自分を洗う時間も大切です~

台風とお盆が去りましたね。皆様、諸々お疲れなど出ておられないでしょうか??
お盆にかこつけて好きなように飲み食いした結果いっぺんに3キロも太った田端です。。(汗)
只今戻し中ですが、数年前より確実に落としにくくなっている・・・こんな時も年齢を実感致します。

最近、映画「アルキメデスの大戦」を観ました。戦争テーマをまた違った角度から描いていて、とても考えさせられる深い話でした。奇人変人な天才数学者が主人公で、この人の目まぐるしいくらいの探究心に、観ていてゾクゾクさせられました。
特に「知りたいことはまず、実際自分の足でそこに行って、見て、聴いて、触れる事から始めよう」というようなセリフがあるのですが、これ大切なことですよね。特に今のご時世、ほとんどのモノが指先一つで調べられるし手に入れられる。すごく便利ですが、不便であるのも事実。時代に沿うことと、古き良きものを忘れないこと。このバランスを取るのは難しいけど必要なことだなぁと。

もう少しこの映画の話をしたいですが本題からどんどんズレるので我慢します。この映画を観られた方、是非お話しましょう^^

今回は‘‘静かに過ごすことと健康がどう関係あるのか?‘‘について少々。
中国の思想家・老子さんは
「静けさは大きな力の源である」という言葉を残しています。

朝起きてから夜眠るまで毎日いろんな「音」にさらされるのはごく当たり前のことですが、いわゆる‘‘雑音‘‘に触れる機会が過ぎると生物学的にストレス反応を起こしてしまうと言います。。(車や電車の走る音から人の話し声までいろいろありますが)

古いミュンヘン空港が閉鎖されて新しい空港が開かれるまでに行った研究でこんな結果が↓↓
空港場所切り替えの前・最中・後に両方の敷地近くの学校生徒を対象に調査したところ、今稼働している空港近くの生徒は閉鎖された空港近くの生徒よりストレスホルモンのアドレナリンとコルチゾ―ルのレベルが高いという結果が出ました。
その影響で、記憶力と読解力テストの点数も、稼働している空港近くの生徒たちの方が点数が低かったとのこと。

ストレス音があまりにも度を超えると精神的疲労や不安感、さらに攻撃性まで引き起こすと言われますから気を付けたいですね。日々忙しいとなかなか難しいかもしれませんが、ほんの10~15分の短い時間だけでも意識して静かな空間で過ごす事は、心身の健康回復に役立ち、脳に大切な休息とリラックスを与えます♪

海や山、公園など自然の中でぼんやり自分を‘‘洗う‘‘のがとても効果的ですがこれを必ず毎日というのは多分厳しいですよね。なので、おうちでテレビや音楽、スマホ音など出来る限りの音をシャットアウトして過ごすとか、それこそアロマを焚いて瞑想ちっくなことをしてみるとか。出来そうなことから始める事が健康への始まりですね☆

ご自愛ください。お読み頂きありがとうございました。