松本清張さんの小説にハマっています。
今更ですが「砂の器」を読みました。この作品について感想を言うには、田端は知らないことが多過ぎる。。
ハンセン病への徹底的な差別と偏見という深刻な社会問題が根っこにあったことから起きてしまった事件。
小説そのものはフィクションでも、この病気のせいで、歴史上確かに起こった出来事の壮絶さは想像できません、自分には。
ですが、この事実をもっとちゃんと知ろうと思います。
話は変わります。脳梗塞にかかった方の体験を何かで読みました。
医師から
「これからは嫌な人とは会わないでください、嫌なことはしないでください」
とアドバイスを受けたとのこと。
要するに、‘‘体のために、ストレスになることはとにかく避けましょう‘‘ということなのですが
ご本人曰く
「それができたらホントに楽でしょう。でも実際はそれがとても難しい」
確かに。仰る通りです。
ストレス過多が心身に悪いのはきっとみなさん、百も承知の事。いろんなジレンマを抱えながら、諦めたり、時にはガマンを求められたり。。
それに、身体を壊したのを機に、嫌いな人に会わず、したくないことはせずに過ごして完治すれば一件落着ですが、じゃあ今現在特に診断される疾患のない方は?
嫌なことを我慢して当たり前ですか?ストレスが溜まりに溜まって身体を壊して初めて、その‘‘嫌なこと‘‘を遠ざければ良いんでしょうか?
違うと思います。
誰もが赤ちゃんの時は、身体と心に大切なことひとつひとつを気にかけてもらったはずです。
ミルクの時間、定期的な健康診断、成長に応じた離乳食、たっぷりの愛情。などなど。
それなのに大人になると、そういういろんなことが、どうしておざなりになるんでしょう。
「生活するのに精いっぱいだから」
という答えが無難でしょうか。
無理をすれば間違いなくツケがまわってくるのに。
アロマでも整体でも、なんでも↑
みなさんにとってどれかが‘‘自分をもっと労わろう‘‘と思うきっかけになれば嬉しいなと思ってこの仕事をやっています。けっしてアロマ信者を作りたいわけではありません。
「なんでもええねん、患者さんに楽になってもらえればそれで良い」
以前、鍼灸師の男性がこう言いました。同感です。
治療は、施術は、パフォーマンスじゃありませんから。
くどいようですが「疲れたな」「なんとなくつらいな」「気分転換したいな」「なんか楽しいことないかな」
どんな気持ちでもそこにアロマとかマッサージがよぎったならぜひいらして下さい。それがご自愛のきっかけになれば本望です。
以上です。お読み頂きありがとうございました!