村上春樹さんの本も好きです。
小説だけじゃなく、音楽の本、小説家としての語りのような本、いろいろ興味深い。
先日、新著「古くて素敵なクラシックレコードたち」について話しておられました。
「この本で一番言いたかったのは、‘‘自分の耳を信じてほしい‘‘ということです。歴史的名盤とか、この演奏家が偉大だとかそういう情報はいまの時代にはいっぱいある。でもそういうのはやっぱり自分の耳で決めなくちゃいけないこと。骨の折れる作業だけどそれをやらなければ音楽を聴く意味はないんじゃないかと思う」
こういうところが村上春樹さんを好きな理由のひとつです。サッとすくいとるみたいに気持ちを捉えて感動させてくれる。自分にどう当てはめたらいいのかを分かりやすく教えて下さる先生のように思ってます。
そんなわけでこう当てはめます。‘‘仕事柄「五感」には気を付ける‘‘
それぞれが鈍らないように。情報があふれる程ある今の時代‘‘知っている‘‘というだけで分かった気にならないように。
これもある意味「五感」と関係があるんじゃないかと思うのですが、‘‘なんか気持ちが良い‘‘とか‘‘なんとなく嫌な気分‘‘とか。理由が言い表せない感情って時々ないですか?もちろん、体調やホルモンバランスによる場合もありますが、「気分」は自分の感性とも関りが深いように思います。出来ることならなるべくイライラしたくないし、不機嫌よりごきげんでいたいですよね。
それが五感を刺激することで可能になるなら試してみたい。どうやって??手っ取り早いのは嗅覚の刺激だと思います。
きっとどなたにも、懐かしい香り、テンションが上がる香り、シンプルに好きな香り等々があると思います。お母さんの作るご飯だったり、お気に入りの香水だったり。
そういうものに触れる機会が多いほど気分上々に繋がるんでしょうね。
そして田端として外せない方法はやっぱりアロマです。
なにを香らせれば無条件に気分が良くなるのか。それは人それぞれ、ときどきの体調それぞれです。
その時の流行りや、情報ばかりに左右されず、わがままに好きな香りを見つけて頂きたい。でも、「そもそも見つけ方が分からない」とのお声もありますよね。
アロマとひとことで言っても種類はたくさんですし、その全部を店頭で嗅ぐというのもなかなか難しい。
そんなときのための‘‘アロマセラピスト‘‘のつもりです^^
現在、コロナの影響でご予約の受付をかなり制限させて頂いておりご迷惑をお掛けしています。でもなにかしら別の形でお手伝いさせて頂きたい。
ですから、お電話・メールどちらでも構いません。なんなりとお気軽にお問い合わせください。