1950年のモノクロ映画「ボーン・イエスタデイ」
お金と美貌はあるものの、教養がなく世間知らずな女性。この女性の彼氏が、一般常識を身に付けさせるために雇った家庭教師とのラブコメディ映画です。
勉強になりました。知らないこと、分からないことを素直に「なにそれ?」と聞けて、新しいことを知ること・見ることに幸せを感じるサマがとてもかわいい。
得た知識をひけらかさず、すぐに当てはめようと頑張る姿にキュン。
劇中に出てきた‘‘知識は力になる‘‘というフレーズが印象に残っています。物知りなことがすごいんじゃなく、自分にちゃんと活かせることで価値を発揮できるのが意味ある知識。そんなことを改めて感じる作品でもありました。
とある医師の方が著書で仰ってました。
「これまでの医学的知識に留まらず、新しい研究結果などを常に勉強している医師は患者の目線に立って診察する努力もしている」
え??お医者さんてみなさんそうじゃないの?っていうのが自分の感想でした。
よくよく読むと違うんですね。。こうなると自分にとってベストなかかりつけ医を見つける大切さも感じます。(プラス、自己メンテナンスケアの必要さも)
往年の名曲「上を向いて歩こう」ならぬ、「前を向いて歩こう」な習慣は身体にとってとても大切だといいます。
これもまたとある鍼灸師の方の著書に書いてました↓↓
「不眠やアレルギー、腰痛、肩こり、胃の不調など体調不良のオンパレードで病院に行っても原因が特定できず‘‘自律神経失調症‘‘などといわれる。そういった患者さんを診ると、気になるのが姿勢。運動不足による筋力低下や頭の疲れによって脳と関係の深い背筋の力が抜け背中が丸くなり、自律神経のバランスが狂い、内臓にも負担を与える姿勢になる・・・」(抜粋)
といっても姿勢の悪さが不調の根源ではなく、姿勢が悪くなるに至ってしまったその人なりの生活環境や問題の改善が大切だということも書いておられました。そして先述した「前を向いて歩く」ことは単に筋力をつけるだけでなく、歩くことで、じっと悩んでいることで押しつぶされそうな状態から離れ、気持ちをすっきりさせるためのアシストにもなるというわけです。
これは
「あらまぁ、ずっと胃の調子が悪くて病院で診てもらったけどどこも悪くないと言われましたかぁ。じゃあ、気の持ち様かもしれませんね。思い悩まずしっかり前を向いて歩いて行きましょう!!」
なんて類の話じゃありません。精神論じゃあるまいし。
歩くことの健康的効果は間違いなくあります。心と身体の換気をしながら筋力も付ける。単純なことですが続けるかどうかで今と、この先の心身に影響するでしょう。
どうかご自愛ください。
以上です、お読みいただきありがとうございます!