そもそも小ぶりなわが家の本棚たち。いい加減収まらなくなってきて、重ねたり押し込んだり。。あかんよ、本は大切にしないと。。そういうわけで本たちが息苦しくないように大きめの棚を探し中です。
モノが増えることがあまり好きじゃなくて‘‘ひとつ買うならひとつ手放す‘‘ことにしています。ですが、どうしても本はそれができません。どれも大切で、読んだことを後悔するほどの一冊でない限りずっと傍に置いておきたいです。
話は変わって。先日の大阪出張の日、お世話になっているサロンの店長と飲みに行きました。一人でやっていると同業の方とゆっくり話す機会がなかなかないので、おおきな刺激と勉強になってうれしかったです。
店長というご自分の置かれた立場にあぐらをかかない、なんて謙虚で向上心のある方なんだろうと感じ入りました。田端も見習おう。
少子高齢化で不足する労働力を補うためにAI(人工知能)ロボットの研究が進んでいるといいます(日経新聞の記事より)
政府は「2050年までに人が違和感を持たない、人と同等以上の身体能力を持つAIロボットを開発する」という目標を掲げているそうで、五感も備えるものが出来る予定とのこと。‘‘AIと人が共生することで人間の成長も実現する‘‘そんなフレーズもありましたが、、、。なんとも複雑な思いがしました。
先日の店長との会話でも感じましたが、接客って声や雰囲気や態度全部にその人の温度が現れるごまかしの利かない仕事だと思っています。
コロナ禍を機に飲食店などでタッチパネル式の対応が増えましたが、要はこういうことがどんどん増えていくというわけですよね。(先日泊まったホテルもタッチパネル受付なことに気後れしちゃいました)
もちろん、人員不足という現状から仕方のないことなのかもしれませんが、勝手を言えばちょっと寂しくもあります。
リラクゼーションという職種も、AIロボットがすばらしく優秀になっていくことで取って代わっていくのでしょうか?そしてロボットとの共生が本当に人の成長につながるんでしょうか?そんなことを考えていると、自分の「手」(施術)に決して油断しないようにと改めて気持ちが引き締まります。。
古い考え方かもしれませんが、いつの時代も‘‘いいもの‘‘は普遍だと思っていて、アロマや整体もそのひとつだと自負します。五感を持つ皆さんが、その感性で「疲れたなぁ…」という時、こちらも五感をフルに使ってなにかしらのお手伝いをさせて頂きたい。そういつも願っています。