「割り切る」という寄り添い方~うちに置いて帰れるものがあればいくらでもどうぞ~

<ご予約受付についてのお知らせ>

これまで、翌月のご予約希望は毎月20日以降に受け付けておりましたが、今後はいつでもお受けさせて頂きます。
ホームページ閲覧のパスワード化や、ご新規さまの受付はご紹介のみに変更するなど、ご不便をお掛けしてしまい大変申し訳ございません。それに伴い、今回このような形に変更させて頂きました。
出来る限り皆さまのご希望・ご要望にお応えしていきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

先月の話ですが、久しぶりにお芝居を観てきました♪「欲望と言う名の電車」
1951年公開のモノクロ映画。日本でも何度か舞台化されてきたそうですが、映画以外で観たのは初めて。
貞淑で上品なはずの元教師ブランチ。過去に深い心の傷を負い、精神的に不安定になっていく。父親の死をきっかけに妹夫婦の元にやって来てしばらく滞在する中、その心身はさらに病んでいく…わたしなりのあらすじです。
主演は沢尻エリカさんと伊藤英明さんでした。生モノを見るたび思うのですが、凄いですよね。役者さんって。あんな長いセリフやひっきりなしの立ち回りを体に叩き込んで演じ切るんですから…いくらお仕事とは言ってもやっぱりすごいです。

どんなことにも当てはめられるのかもしれないですが、どっかで線引きというか割り切らないとやっていけない、もたない気がします。仕事も私生活も。というより心身そのものが。
「ロケットマン」という映画の中で、自分のマイノリティに悩む主人公に、優しい友人が「自分で乗り越えろ」と言うシーンがあります。ここ好きです。相手を尊重し、毅然とした態度が取れる誠実な人だなぁと。
「気持ちわかるよ」とか「あなたはなにも悪くないよ」とか。フレーズだけ拾えば人の思いに寄り添う素敵な人に映るかもしれませんが、自分はこの言葉を無責任に‘‘ただ使う人‘‘になっていないかと考えさせられます。

なにが言いたいかといいますと。
施術で自分が出来ることなんかそれはもう微々たるもので、というより大して役には立ててないんですよ。謙虚でも卑下でもなく本当に。それでもなにもしないよりはマシなんじゃないかという、言えば自己満足です。どう受け取るかはお客様側ですし、その心身を大切にできるのもやっぱりご本人です。

愚痴やコリやお疲れなど。うちのサロンで置いて帰れるもの、捨てるものがあればいくらでも受け取ります。
そして「ご自分で乗り越えて欲しい」
そう思います。以上です、お読み頂きありがとうございます。