先日、村上信五さんの哲学的一冊『半分論』を一読させて頂きました。なにか悩んだり迷ったりしたとき、全部を背負わず‘‘半分‘‘にして考えてみると、冷静で客観的な判断ができる。そんな気づきをもらいました。
お若くして、広く複雑な世界を見てきたと察する村上氏ならではの機微が伝わってきます。言葉の使い方が丁寧で、読み手への思いやりを感じましたし、これから回数を重ねて読み返すことで、さらに落とし込んでいける味の深い本のような気がします。
以前、お知り合いに教えて頂いたカフェ・hacoさん。植物がいっぱいで、静かで、空気が澄んでいるので読書にも最適。2時間くらいがあっという間です。本に没入できる時間が取れるのは幸せなことだなぁと改めて。でもここ最近、移転のいろいろにかこつけて『読む時間がなかなか取れないわぁ~』なんて自分に言い訳してましたが、隙あらば2.3行だけでも読もうとする貪欲な人になりたいです。
今日は、時々お聞きする、生理に関わるお悩みに提案したい食材(薬膳)をひとつ。
『便秘がちになったりイライラします』『気持ちが落ち込んでなんにもする気になれません』『眠りが浅くてすっきり起きれません』『とにかくお腹が痛いです…』などなど、いろいろありますよね。




便秘にはこれ、落ち込みにはこれ、エトセトラ。そんなふうにピンポイントで良い食材を摂るというより、生理前後の諸々全般に今回おススメしたいのは↓↓
<サフラン>です♪
女性の味方ともいえるこのハーブ。花の部分ではなく、ひも状になった雌しべの先端を料理やハーブティーとして使います。パエリアのお米の黄色はサフランの色。この色素成分・クロシンには、血行促進作用があり、冷えや月経痛を和らげる効果に優れています。身体の冷えは便秘、イライラ、凹み、安眠の妨げ、痛み…全部につながりますので、生理前からサフランで心身を整えるのもひとつの手です。
お料理に使うとなるとそれこそパエリアなんかは手間もコストも掛かりそうですよね。やっぱり手っ取り早くて身体に吸収されやすいという意味でもハーブティーとして飲んでいただくのはとてもおススメです。スーパーだとスパイスコーナー辺りに置いてますが、ネットでもお手軽に購入できます^^
自分も時々夜飲みますが、なるほど確かに輪を掛けてよく眠れる気がします。ほっこりするって大事。ご自愛くださいませ。以上です、お読みいただきありがとうございました!