楽しみにしていた映画「流浪の月」観てきました^^
ざっくりいうと‘‘女児誘拐事件‘‘として扱われた出来事に、本当はどんな事実があるのか?というストーリー。文庫本で読んですっかり心つかまれ、単行本も購入しました。本当に好きになった本はこういう買い方をして飾ったり何回も開いたりして幸せに浸ります。
重くて苦しくて痛くて辛い物語です。が、そのラストには希望も持てます。劇中で「人は見たいようにしか見ない」というセリフがありました。いわゆる世間の常識から外れているように見えるものへの攻撃と、それを徹底的に排除しようとする自己満足な正義感。ネットを使った匿名での中傷の恐ろしさ。そんなものが惜しげもなく、余すことなくはっきり描かれていました。
「さて、これを見てどうしますか?」と聞かれている気がします。
最近読んだ本に‘‘テレビや新聞で見聞きするものは、あくまでも客観的な立場でみましょう。こういうこともあるんだなぁ。くらいの気持ちでいないと、入り込み過ぎれば惑わされます‘‘というような一文がありました。それも含めて自分の生き方、関わる人達との接し方等々、すごく考えさせられた作品です。
客観的と言えばひとつ思うことがあります。
例えば「肩がコリやすいのでこまめなストレッチをしたりゆっくりお風呂に入るようにしています」という自己メンテナンス。とても良いと思います。
ぜひ続けて頂きたい。プラス、時々自分以外の人の手を借りてケアすることもこれがなかなか大切です。
営業をかけようとしてるのではありません。客観的に自分の身体を見てもらうことは思いの外、効果的。そのお身体の疲れ具合や特に凝っている箇所について施術家の仰ることが、自分の認識通りだとしても他人から改めて指摘されることで、よりそこを意識できるようになります。それは間違いなくお悩みどころの改善につながります。
人から共感・共鳴してもらえたという安心感から‘‘やっぱりちゃんと改善しよう‘‘という積極性が持てると言いましょうか。うまく言えずなんだか精神論みたいになってますが。。
早い話が、自分の心身状態を知るのに赤の他人からのお手伝いも役に立ちますよ。ということが言いたい次第です。
もちろん、どこがどうなのか?自覚はなく「ただ疲れているから楽になりたい」それだけの理由で受けるケアもご自身を客観的に見てもらう機会になります。ともあれ、そのお身体を労わる気持ちを大切になさってください。
お読み頂きありがとうございます!