「毎日食べるごはんがおいしすぎるのは、体にも気持ちにも、毒だという気がします」
↑↑料理家・高山なおみさんの言葉です。
この方の著書が好きです。レシピが堅苦しくなくて、身近で、作りやすくて、ささやかな幸せを感じられるステキな料理たちです。
「お腹を減らしてから食べるのが、なんでも、いちばんおいしい」と、お母さまから教わったという高山さん。
毎日‘‘ごちそう‘‘ばかりが続くと、食べることへのときめきが失せてくるといいます。なるほど。。よくわかる気がします。
体のためにも、ごはん・みそ汁・お漬物といういわゆる‘‘粗食‘‘を取り入れることも大切。
田端にとってごちそうと言えば、ご褒美で行く外食。というイメージがあります。その日のために仕事も家事もがんばれるくらいおいしい食事は楽しみなモノ。前日やあくる日はなるべく質素な食事を心掛けたりします。おかげで「あー!おいしい!!あー!幸せだ!!!」という思いをより強く味わえる。
メリハリというか、陰と陽というか。食に限らずなんでもそうなのですが、満たされることもあれば、不足していると感じることもある。楽しい!と思うこともあれば、しんどい・・・と思うこともある。
いろんなことへのありがたみを忘れないためにも、こういうデコとボコを大切にしたいなぁと思う今日この頃です。
話しは戻りまして高山なおみさんのレシピで特に好きな一品が、ワンタンです^^
ネギとしょうがと豚ひき肉に塩コショウで味付けて専用の皮に包んで湯がくだけ。たくさん作って冷凍しておけばみそ汁にもスープにも鍋にも麺類にも使えるコスパ最高な一品♪おかげさまで重宝しています。
しかも薬膳的にもなかなかの優等生。
<ネギ>
体を温めて、気と血を巡らせる食材。解毒作用もあります。薬味にもメイン料理の具材にも使えるので常備しておきたいですね。
<しょうが>
これもまた体を温めるには持って来いの食材ですね。新陳代謝を促し発汗と利尿作用があるので、むくみやすい方にも効果的。乾かないように保存するのが大事です。水を含ませたキッチンペーパーにくるんでラップしておきましょう。
<豚>
滋養強壮によい豚肉。これからやってくる暑さ対策にも役立てたい食材です。歳を重ねていくと気になることのひとつが潤い不足ではないでしょうか?肌の乾燥にも効果的なので、ミンチでワンタンを作るのが面倒な時は相性の良いキノコ類と一緒に炒めていただきましょう。
今回は以上です。お読み頂きありがとうございます!