日本ならではの技術とおもてなし~セラピストとしてどう活かすか?~

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気がつけばもうすぐ12月。。ホントに早いですね。

今日はセラピストとしてのお話を少々。
例によって、ほぼ日記なのでもしお時間よろしければお付き合いください。

時々、海外でも修行を積まれたセラピストの方のお話を知る機会があります。その中でよくお聞きするのが
思いを込めて施術をするその「一生懸命さ」は万国共通でお客様に伝わるということと、「日本人ならではの丁寧な施術とおもてなしのすばらしさ」についてです。

セラピスト業に限らず、「職人」技術(料理や伝統工芸等々)において、いわゆる‘‘made in Japan‘‘に対する海外の方々からの信頼は深いと言います。

アロマスクール時代に講師の方が仰ってました↓↓

「日本のアロママッサージの丁寧さは海外ではびっくりされるほどですよ。あちらではほぼ 塗布(身体に塗り込む) に近い施術方法が主流ですから」

セラピストの「手」を使って。というよりアロマ成分を身体にしみ込ませるために「手を使って塗る」という考え方だそう。それは決して手抜きとかプロ意識が低いとかではなく、お国柄の違いというだけなんですよね。

ですがスクールで聞いたこのお話はもう何年も前。当時よりいろんな面で変化していると思います。

それでも現地の方々が「Japanese facial」(ジャパニーズ フェイシャル)と検索してサロンを探すこともあるほど、日本の施術は信用されていることを知ると感動します。(これは最近読んだ雑誌で知りました)

ちょっと逸れますが。これは私の個人的な思いなんですが↓↓

例えば「アロママッサージ60分 5000円」という感じで時間単位でお値段を付けているものの、時々これにたまらなく違和感があるんですよね。。60分でさせて頂ける事には、それぞれのお客様1人1人によって違うものです。ご本人のその時の心身状態によってもホントに違います。

いくらセラピストとしての役割が

「その方の状態を自分が何とかしようとするんではなく、お客様に寄り添い、ご本人の自然治癒力にお任せして心を込めて施術する事」

だとしてもやっぱり生業として最低限のケアは必須なわけで・・・

そんな事を考え出すとどんな時も時間だけでくっきり分けて良いものか?考えてしまう次第です。
とはいえ、貴重な時間を割いて来て下さるお客様に予定外のご負担はかけられませんし。。

試行錯誤を繰り返しながらその時の精一杯を持ってケアさせて頂く所存ですので、今後ともよろしくお願い致します。