植物の声を聴く?~その力を存分にご提供するために~

なんか。。うさんくさくも取れるような題名で失礼します。。

先日、録画しておいた樹木希林さん主演の映画「あん」を観ました。
そこそこの売れ行きだったどら焼き屋さんに、あん作りベテランの年配女性が(樹木さん)アルバイトに来る事で人気店になるけど、世間の偏見や差別のせいで辞めざるを得なくなるっていう感じのお話です。

小豆があんことして出来上がるまでの工程がとても丁寧に描かれてました。

一から仕込む作業はほんとに手間暇が掛かっていて、時には話しかけたり、鍋のそばまで耳を傾けて’’声を聴いたり’’子供を愛でるような愛情が伝わってきました^^

セリフの中に

「畑からここまで来てくれた小豆への’’おもてなし’’と思って炊いている」というような言葉があります。
ここが一番ブルブル!ってなりましたね。(鳥肌)

気候の変動に散々揉まれ、人間に食されるものとしてやってきてくれた自然の恵みへの感謝と敬意が一言に凝縮されたセリフだなぁと。

好きな本にも書いてました↓↓

「もっと早く・もっと簡単に・もっと手っ取り早く・もっと効率的に。これが世の中の価値観の主流です。」

時短が重要視されるのは、このご時世、仕方ない事かも知れません。

朝・昼・晩の食事。忙しい毎日の中で、場所をきちんと整えて、テレビやスマホはスリープ状態にして「食べる」ことに集中するのは思いのほか難しかったりしますよね。

ましてや口にする食材がどこ産で、どんな気候で育ってきてどんな栄養があって等々のうんぬんかんぬんを考えながら食べる事ってなかなかないもの。

私もほぼありません。だから暇な時、敢えてそんなことを思いながら食べてみたんです。
そしたらシンプルにすごく美味しかったですね(話、盛ってません)

「あ、これ。アロママッサージの時選んだ精油で、どんな気持ちで施術するか考える感じと似てる」

例えば。
「最近、ストレスでイライラしてしまう事が多いんです」と仰る方に、気持ちのバランスを取るのに有効なオレンジのアロマをおススメしたとします。
「これ自体にその作用があるんだから塗っておけば良い」って感覚じゃその効果を存分に発揮できないかもしれません。
薬の処方とはわけが違いますから。

月並み過ぎますが
「オレンジアロマの力がこの方にしみ込みますように」
と気持ちを込める込めないとでは大きく違ってきます。

なんともまとまりのない感じになってしまいましたが・・・
お読み頂きありがとうございました♪