先日。20代前半の親御さんに施術させて頂くご縁がありました。来店からお帰りまでの落ち着いた物言いと物腰に感じ入りました。
田端のその頃なんて、しっちゃかめっちゃかのちゃらんぽらんでしたのに・・・
しっかり子育てなさってるご様子に励まされました。
そんな流れで、ベビーマッサージについてご紹介致します。
今年初めころのブログでもこの話題を取り上げました→子どものためのマッサージ~お子さんが健やかに育ちますように~
今回はその具体的な内容について。
基本的に1歳未満のお子さんへのアロマオイルを使った施術や芳香浴は行っていません。
なぜかと言いますと。
特にこの時期は、母乳を含めてお母さんの匂いに反応する、敏感で大切な時なのでアロマの香りが逆にストレスになってしまう可能性がありますし、アロマが植物から採られた自然のものとはいえそのエネルギーを凝縮した濃いものなので、皮膚への刺激が強すぎるという理由が挙げられます。
ハチミツを「1歳未満の乳児には与えないでください」という注意書きと同じような理屈です。
1~3歳ですと体調・体質を考えた上で、ほんの少し使用することも可能ですが、出来るだけ芳香浴までに留めておくほうがおススメです。
ですので、3歳までの年齢のお子さんへのマッサージはトリートメント用のオイルのみでの施術になります(あくまでも当店での話です)
施術時間は5~15分ほど。基本的にお身体全体をさら~っと流すような柔らかい圧になります。
また、「小児の百脈は両掌に集まる」という中医学の言葉があります。子どもの指には、肝・心・脾・肺・腎の五臓に対応しているので指のマッサージだけでも、かんの虫や下痢、便秘、咳などの緩和にも作用すると言われます。
とはいえ、赤ちゃんのツボはとても小さくデリケートなのでしっかりとらえて押すと言うより、大体の場所をソフトタッチで行います。
そして何よりのおススメは、お父さん、お母さんがおうちでお子さんにマッサージして上げるのが一番効果的です♪
「痛いの痛いの飛んでいけ~」とか「○○ちゃんのかわいいあんよ~」とかおまじないみたいな気持ちで大切にマッサージすればご両親もリラックス出来て血行が良くなります。それに日々お子さんと接しておられる親御さまならすぐ覚えられる施術ですので構える必要もありません^^
詳しくはお気軽にお問い合わせください。
ご家族の健康のためのリラクゼーションが功を奏し、元気にお過ごし頂ければ幸いです。
お読み頂きありがとうございました。