忘れる。という健康法~時には香りのチカラを借りて、のんびりいきましょう~

「あなたのすごいとこは、その上書き保存力。悩み事の大きい小さいに関係なく、今現在の悩みが一番で、それまでの事はもう忘れてるところ。」

↑↑主人からの言葉です(笑)
言われるまで気付きませんでした、そうなんですね。

つい先日、友達とのやり取りでふと感じました。誰しもが味わう苦々しい思いや経験は、そのダメージが大きいほど自分の中に‘‘悪いもの’’としてどんより残るものです(トラウマやジレンマなども含めて)

でも、出来ることなら「忘れるのが何よりの解決策」ですよね。一番健全でだれも傷つかない方法です。そうはいかないのも世の常ですが。。

最近読んで、大好きな一冊になった小説「流浪の月」の中で、大きなトラウマを抱えた主人公のこんな一文がありました↓↓

「自分でもどうしようもない場所についた傷の治し方を考えた。まったく傷まない日もあれば、うずくまるほど痛い日もある。痛みに振り回されて、うまくいっていたことまで駄目になる。唯一の救いは、そんな人は結構いるということだ。それでもまだしばらくは大丈夫だろうと、確証もなくぼんやりと自分を励まして生きている、そんな人があちこちにひそんでいると思う」

ここ、暗記しておきたいほど響きました。

‘‘他にも辛い人はいっぱいいるんだから自分もがんばらなきゃ!‘‘と、無理やり自分を奮い立たせるんじゃなく‘‘みんないろいろあるけど今日も無事に生きてますよね、のんびりいきましょうか~‘‘って緩く優しく自分を励ます程度で十分なんだと思いました。

ええ、ええ。わかっています。「そんな、脳みそお花畑みたいな生き方が出来れば苦労しない!!」なんて声、きっとあるんじゃないかと察します。人の気持ちも記憶もそう簡単じゃないですからね。。

そうなると田端はやっぱりここへアロマの話を書き置きして今日は引っ込みます。

<サンダルウッド>

別名・白檀(ビャクダン)と呼ばれる、精神的ショックや不安を癒す作用に優れたアロマ。それこそトラウマやジレンマで自分で自分を追い込んでしまいそうなときに焚いて深呼吸してみましょう。昔からお寺の建材や、お線香・扇子などの素材として使われてきたことから、神聖なものとして効力を発揮してくれそうではありませんか?^^そんな気がするだけでも使ってみる価値はあると思います♪どうぞご参考までに。

ちなみに先述の「流浪の月」来月から映画上映が始まりますね。すごく楽しみです☆
以上です、お読み頂きありがとうございました!