先日のお休みにフィンレイソン展へ行ってきました。(1820年に創業したアパレル繊維の会社。「フィンレイソン」という社名をブランドとして、フィンランドの家庭で愛用されてきました。 本展は2020年に創業200年を迎えたことを記念して、開催された展覧会です)
おかげさまで目の保養になりました。
いわゆる芸術品を見る時、あまり深く考える必要はないと言います。‘‘素敵だなぁ~きれいだなぁ~おもしろいなぁ~‘‘くらいの気軽さで充分価値があるとのこと。「料金払ってるんだから元を取らないと!」などと意気込んで、なんなら横にある説明書きも全部読み切ろうとしても結局自分の中になにも入って来ない。1つでも印象に残るものがあれば大きな収穫^^
このフィンレイソン展で田端が印象的だったのは、たった一つの小さな花柄の生地でした。
中学生の時、父親が奮発して買ってくれたワンピースの柄とよく似ていて、見た瞬間、想い出ぽろぽろ。。すごく懐かしい気分になりました(何回か引き返して見直すくらい)コロナの影響で開催が延期されていたとのことですが、無事見れて良かったです。
‘‘良い記憶の癒し効果‘‘これもまた素晴らしいですね。視覚・嗅覚・味覚・聴覚・触覚の全部が瞬間移動でやってくるってなかなかの神秘じゃないでしょうか?もうそこにないのに、その当時の五感記憶がよみがえってくるわけですから。
音楽ひとつとっても同じことが言えませんか?例えば「この曲を聞くと楽しかった学生時代を思い出す♪」とか^^
音楽療法という治療があります。科学的根拠に沿って、クライアントに最適な曲を提案したり聞かせて、改善を計るという方法。でも時には科学的根拠は置いといて、「自分が聴きたいから聞く」音楽療法があってもいいと思います。
いつでもどこでも‘‘癒しになる曲=クラシック‘‘とは限りません。逆にやかましいくらいのロックミュージックに気持ちが落ち着くことだってあるわけで。
心身を良い方向に調整したい時、いわゆるマニュアルやテキストの内容を計算式の様にそっくりそのまま自分にはめ込む必要はないです。自分にとって心地良いモノ、不快なモノを基に選んで取り入れれば良いと思う次第です。
適度に自分を甘やかすのは怠け心でも、わがままでもありません。気力体力を養うための充電みたいなものです。(むしろ必須事項)
香り・食・アロママッサージ。なんであれ、頭によぎるものを取り入れてご自愛ください。
以上です、ありがとうございました!