最近考えていたんです。
「その時のその方に合ったお身体のケア」がコンセプトの当サロンですが。
「身体の取扱説明書」とか「生き方レシピ」みたいな、誰でもその通りにすれば特に問題なく心身ともに健康な状態で一生を送れるようなものがいつか出来たりするのかなぁとか。(それこそAIとか医療等々色んな技術がどんどん進んでますし)
でも今は現実にないもの。お一人お一人にしっかり向き合ったケアをさせて頂くための努力を続けていきたいと改めて思った次第です。
先日主人が、珍しく自分の仕事や将来の話をしてきました。普段から口数が少なく、自分の事もほとんど話さない人なので、余計興味を持って聞き入ってしまいました(笑)
いろいろ聞いていたら、私が好きな事を仕事にさせて頂ける今の環境と、家族の理解の有難さをひしひしと感じました。。
家族の役割はそれぞれ違うので、どの立場が一番しんどいとかいう順番はないと常々思っているのですが、一家の主さんも大変ですよね。今でこそ、過重労働やパワハラへの対策が取られるようになったとはいえ、それ以外でもまだまだブラックな部分は腐るほどあるでしょうし・・・
責任感が強いほど、無理をしない事は怠ける事になるような気がする方も多いようです。。絶対そうじゃないのに。
世間に揉まれていろんな経験をすることは大事なんでしょうけど。
がんばり過ぎてなんかしらの病気になってしまう程の我慢は美徳じゃないです。
「仕事から開放されて、長めの休みがもらえたとしてもなにしていいかわからない」こんな風に仰る方、時々おられます。オンとオフの使い分けが出来なくなっているというか、頭には常に仕事のことがフル回転というか、、、
これが何年も続いてしまうのは怖いです。心身に色んなリスクとツケが・・・自律神経失調症やうつ病・高血圧・心臓病・癌などなど。
なので。過度の疲れやストレスなど、いわゆる心身の「ゴミ」を上手く処分する身体作りが出来ると良いですね。
ですが。
「そう言われても、疲れ切ってるときにそんなこと気にかける余裕なんてないですよ!!」という思い。ごもっともです。
なので、その時はご家族や友人、彼氏彼女。その方を大切に想う人が、ガス抜きを手伝えるような補い方が出来たらステキですね♪
大層なことをしなくても、ご本人が「落ち着くなぁ」とか「癒されるなぁ」と感じるだけで幸せホルモンが出ます。手のひらや肩を揉んであげるだけで十分だったりします。
認知症の母親に、娘さんが毎日ハンドマッサージをしたらその症状が改善したという事例があるそうです。それくらい心のこもったスキンシップ(手当て)には力があるんですね。
お読み頂きありがとうございました☆