台所は薬箱~薬膳と漢方を利用した健康的な食生活を~

台所は薬箱~薬膳と漢方を利用した健康的な食生活を~

こんにちは。Herbal Tea〈ハーブティー〉の田端です。
唐突ですが。

「台所は薬箱で、そこで料理をするあなたはホームドクターです」

 

私の好きな本にこう書かれています

自分や家族の身体に必要な栄養食材で食事を取り、未病(なんとなくの不調)を改善することは毎日出来るメンテナンスの一つです。
特に四季豊かな日本では、季節毎の気温や湿度などの変動で、どなたにも多少なりとも体調に影響が出やすいですよね。今は冬。私事ですが、秋から冬にかけて肌の乾燥で強いかゆみに毎度悩まされます。。
お風呂上りにアロマオイルを塗るのは日課ですが、それでも追いつかないときは食べもので調整しています。
この時期、個人的に助かっている食材はくるみや松の実などのナッツ類・ハチミツ・豚足etcです。
特にくるみと松の実は、肺や腸など、身体の中から潤す効果があるのでこまめに摂るようにしています。(単品で食べるのが難しいときは、納豆やサラダに入れてます

 

以前アロマセラピストの友人も、「冬は指のささくれやあかぎれがひどくて仕事にも差し支える」と言っていたのでナッツ類を食べることと、(お風呂が大好きな方なので)ミルクとハチミツを入れた沐浴を勧めてみたところ「やってみたら本当に分かりやすくマシになってきた!!」と喜んで下さいました。

 

また冷え対策のためにも、豚足・ねぎ・しょうがを煮込んだスープを食べて内臓から暖めたりもします

そういえば。昔から‘‘冬はこたつでみかん‘‘ってよく聞きますよね。実はこれとても合理的なんです。冷さで血行が悪くなりやすい冬に、おこたで暖まりながらビタミンCたっぷりで免疫力を高めるみかんを頂くことは、風邪を予防し身体の巡りを良くします。

 

その時々に効果的な食材を取り入れることに加えて 「食事」 において我が家で心掛けているのは
「五色の食材=青 赤 黄 白 黒 」を満遍なく使った食事を三食の内少なくとも一回は作るようにしてバランスの取りやすい身体作りを。と思っております。
 日々に追われるとつい、「献立をじっくり考えて食事を摂る」ことが億劫になることもありますが、「自分の身体は自分が食べたもので作られている」と思うと意識も高まる気がします

 

ですが、そこばかりにとらわれ過ぎると食事が機械的なものになってしまうかもしれません。言うまでもなく、食事はおいしく楽しく頂くことが大前提ですから、その時食べたいと思う物もちゃんと頂き、食べることを楽しむ事でメンタルも満たしたいですね

 

お読み頂きありがとうございました。