癒し方・治し方・乗り越え方~どれも人それぞれです。今日もご自愛ください~

こんにちは。しばらく五月晴れが続いています。皆さまお元気ですか?

お客様からのおススメの一冊をきっかけに、すっかり気に入りハマり始めた中山七里さんの小説。
先日は「ドクター・デスの遺産」という安楽死を題材にした物語を読みました。出先から重たいネタで申し訳ありません。。ですが、本当に真剣に深く考えさせられた一冊でした。キレイごとや理想論では収まりきらないことが世の中には腐るほどあります。中でも人の生き死にとなると杓子定規ではなんともならないものです・・・

「どんなに辛くても生きてさえいればなんとかなる」そんな感動的なフレーズもありますが、「息をするのも苦痛でしかない」ほどの辛さを味わっている人にこの感動的フレーズが言えるか?と問われれば、正直、自分には言えません。

冒頭の小説は、もう助かりようのない病を患い、しかも想像を絶する痛みしか残っていない人に、本人が希望すれば安楽死を与える‘‘ドクター・デス‘‘と名乗る‘‘犯人‘‘を捕まえる話です。

小説の中の話とはいえ、これを自分はどう思うか?ひと言では言えない難しいテーマですね。。
疲労や無理がたたって起こる痛みなら多少なりとも和らげるための施術は出来ますが、生死が関わるとなると、正直どう向き合えばいいのか分かりません。
もちろん、自分は治療家じゃないのでお門違いな悩みどころかも知れませんが、それでもやっぱり考えさせられる話です。

だからこそ、癒したいだの、治したいだの、何とかしたいだの。そんな軽口をたかだか一介のセラピストが叩けないことを忘れずに精進したいとも思いました。

時々、主人は言います。

「人の身体に1時間以上も触り続けるなんてよお出来るなぁ、そんな緊張すること自分にはできへん」

好きな仕事。という気持ちがあるから楽しく出来ると思っていますが、客観的に考えてみると確かに。人様に触れてお代を頂くなんて中途半端に出来ません。おかげさまでこの小説も主人の言葉も、改めて自分の気合を入れ直す機会にもなりました。

毎日諸々に尽力されている皆様が、ご自愛手段のひとつとして、アロマや整体を選んでご利用して下さることを今日も感謝致します。いつも本当にありがとうございます。そして引き続きどうか無理なさらずご自愛ください、いつでもご連絡お待ちしております。

なんだか独りよがりなブログになってしまい申し訳ありません。。最後までお読み頂きありがとうございました!!